ブラザーミシン修理 BROTHER A35-LG ELU52

BROTHER A35-LG ELU52 ブラザーミシン修理

BROTHER A35-LG ELU52 ブラザーミシン修理

あなたのミシンは何故故障するのか!

当社では、数多くの宅配修理・出張修理などのご依頼を受けた修理内容を分析し、故障のプロセスや原因を調査しました。

その結果、故障の起きやすい使用状況やお手入れ方法、使用頻度などに共通した内容がありました。

下記の症状にこころあたりはありませんか?
布端のギリギリの部分を縫って糸を絡ませたり、布を針板によく食いこませている。
[故障原因]
上糸が切れてテンビン内部に糸が巻き込み、ハズミ車が重たくなり、モーターに負担がかかります。また、糸が食い込んで針が折れ釜に傷が入ったりします。

[対策方法]
なるべく送り歯に布が当たる程度の場所から縫い始める。カチャカチャと異常な音がしたらすぐにミシンを止める。

厚地を縫う時に、布を引っ張りすぎる。
また、速度を上げて無理に縫っている。
[故障原因]
針が針板に当たり傷が入る。更に針板を陥没させたりします。
速度が速いと針が折れやすく釜ズレを起こすことが多くなります。

[対策方法]
無理に布を引っ張らず速度を落として、縫い目の粗さをやや短めにして、針も14番以上で縫って下さい。

注油をしたことが無い。
注油不要のミシンだから大丈夫だと思っている方。
[故障原因]
ミシンの故障の最大の原因が油切れです。釜ズレ・ジグザグ不良・動かない・サビで重くなるような様々な問題が発生します。

[対策方法]
必ず説明書のマニュアルを見て注油を行って下さい。
注油不要と言われたミシンでも年数や使用状況により、部分的に注油を行って下さい。

安価なコンパクトミシンで厚物をよく縫う。
また使用頻度が多い場合。
[故障原因]
どうしてもコスト上の問題でプラスチック部品が多く使用されているので、能力範囲を超える厚物縫いをするとベルトがずれたり、部品が割れることがあります。

[対策方法]
なるべく薄物中心に使用すること。
使用頻度が高いと、寿命が通常よりも短くなることを考慮してご使用下さい。

長期間使用しているがお手入れしたことがない
[故障原因]
ゴミが色々な部分に巻き込み、部品に負担を掛けて異常な症状が出てきます。

[対策方法]
釜内部、送り歯、テンビン部分などを掃除して下さい。
折れた針が釜に入っていたら、釜傷も確認して下さい。

長期間使用していない。
ほとんど使用していない。
[故障原因]
油が固まったり、サビが入ってしまう等から、ジグザグにならない、布を送らない、ハズミ車が回らないなどの異常症状が発生することが多くなります。

[対策方法]
定期的に注油・空縫いをするようにして、使用前にはよくお手入れをして下さい。

使用方法が正しくない。
間違った部品を付けている。
[故障原因]
糸・針・ボビン・ボビンケースが間違っていると、糸が噛みこんだり、針折れ・釜傷等が発生します。

[対策方法]
説明書をよく読み、正しい部品を取り付けて、糸調子や押さえなども正しくなっていることを確認してからご使用下さい。

ミシンの異常は、ちょっとしたお手入れや使い方次第で
未然に防ぐことが出来ます。
ご参考にして頂ければ幸いです。